「トスカ」への期待

2013年11月22日紀尾井ホール 千穂さんプロデュース「ベル・カントに魅せられて〜トスカ」への期待

去年の「蝶々夫人」に続き、今年3回目を迎える千穂さんプロデュース「ベル・カントに魅せられて」のオペラ・コンサートでは「トスカ」が上演される予定です。去年11月の蝶々夫人上演時の感動と衝撃、いまだに私は忘れられません。紀尾井ホールでの私にとって上演中の2時間は蝶々夫人の人生と私の人生が交差する瞬間でした。時代や環境が変わっても、人間が何百年前、何千年前と変わらず同じテーマを抱えて生きています。武士の娘が芸者という社会的な立場に陥っても、愛する者に裏切られても、決して自分の思いを最後まで貫き、そして命を捧げる蝶々夫人、その生き方が私に普段の日常生活の中から決して得ることのできない大切な気づきを与えてくれました。舞台で魂を吹き込まれ、命を蘇られた蝶々夫人本人が、私に生きるための大切なものを教え、大きな感動と衝撃を私の心に刻みました。これほど観客の心を動かせる舞台はプロデュースの段階における人物や作品の本質に対する深堀、そして本番における出演者全員の渾身的な演奏があったからこそだと思います。これは私にとって千穂さんの作品の最大な魅力でもあります。蝶々夫人との出会いからもう少しで一年がたち、自分の置かれている時代や環境もまた変化しました。今の自分にとって、生きるために大切なものが何なのか、11月22日紀尾井ホールでトスカとの出会いにより、再びその答えを求めていきたい。。。そう思って楽しみに期待しています。 (王亭亭)
posted by oiwachiho-koenkai at 07:54| Comment(0) | 後援会会員より